2007.07.09

私的録音録画小委#5の資料1(事務局作成「叩き台」)の問題点

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/020/07061916/001.htm
「文化審議会 著作権分科会 私的録音録画小委員会(第5回)
 議事録・配付資料 [資料1]」
(文部科学省)

 ──箇条書き。

●私的録音・録画から外す範囲について相変わらず進める気でいるのがまず論外。しかも「有料放送からの録音録画」までいつのまにか加わっている。これらの法改定については実効性の検討が不可欠であるが、私的録音録画小委員会でどれだけ検討したというのか。「そもそも論」すなわち「なぜ私的録音・録画に補償金を課さねばならないのか」という論点でずっと進められてきたではないか。

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投稿:by 谷分 章優 11:39 午後 [著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.20

私的録音録画補償金拡大を強行する文化庁 ──エンドユーザーはこれ読んで怒れ!

 6月15日 に開催された文化審議会 著作権分科会 私的録音録画小委員会(第5回)会合の内容が徐々に明らかになってきている。

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/06/18/16070.html
「私的録音録画小委員会、見直し議論は『補償の必要がある』ことが前提?」
(INTERNET Watch)

http://nirvana.blog1.fc2.com/blog-entry-82.html
「著作権分科会 私的録音録画小委員会(第5回)」
(zfyl)

 委員から相次いで指摘されていた「そもそも論」を積み重ねるという必須の作業をすっとばし、ついに事務局側から強引に「叩き台」と称する方向性が打ち出された。その中には反対意見が出ている私的複製範囲の縮小や補償金の必要性ありと認めることに加え、私的録音録画小委では一切議論されていない iPod 等への課金・汎用機器 記録媒体への課金・支払義務者の変更(返還制度の実質的廃止)・政令指定の変更なども明確な形で書かれている。
 まさに「結論ありき」の形で出された「叩き台」であり、これまでの議事進行を見ても異論を全く受け付けない形で公表されるに至ったものだ。

 このような有様では、とても合意形成の場とは呼べない。この小委員会で何かが決められたとしても、エンドユーザーが納得できるものではないし、またメーカーもそうした“新制度”に従うことなど非常に困難であろう(個人的には、最悪の場合、メーカーが訴訟を起こすなんてことも視野に入れるべきではないかとすら思う)。

 以下、事務局が独断で作成した「叩き台」と、それに対して当然に反論した亀井委員 (JEITA) の発言を引用する。

※なお「叩き台」は第5回会合当日の配付資料から、亀井委員の発言は傍聴者によるメモから引用。いずれもブログ 『zfyl』 に掲載されていたもの。

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投稿:by 谷分 章優 05:58 午後 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.18

【資料】私的録音録画小委は過去の議論を踏まえ、その内容の適否を精査した上で新たな提案へと進むべきである

※引用部中の下線は引用者による。

■2005年度 法制問題小委員会における検討の結果
 (「iPod 課金」もしくは「iPod 税」問題の検討として注目された。)

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投稿:by 谷分 章優 11:22 午後 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.13

【資料】貸与権と私的録音補償金

 文化庁による解説、および法学者の発言から抜粋。

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投稿:by 谷分 章優 06:45 午後 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

【資料】貸与権と私的複製は国会でどう議論されたか

 国会会議録より抜粋。
 なお引用部での下線は引用者による。

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投稿:by 谷分 章優 06:35 午後 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.06.08

知的財産推進計画 2007 からピックアップ

 自分としては(アップルに新たな動きが無いかぎり)知財推進計画 2007 関連の話題はこれで打ち止めにしたいところであるが──

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keikaku2007.html
「知的財産推進計画2007の策定」
(首相官邸:知的財産戦略本部)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/070531/060531keikaku.pdf
「知的財産推進計画2007」
(首相官邸:知的財産戦略本部・ PDF)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/070531/060531siryou.pdf
「知的財産戦略の進捗状況
 知的財産推進計画2007 参考資料」
(首相官邸:知的財産戦略本部・ PDF)

 私が追いかけている著作権行政においては、だいたい文化審議会著作権分科会(およびその小委員会)で議題として既に挙げられているものが知的財産推進計画に反映されることとなっている(どちらが先かというのは、鶏か卵かみたいな話になるんだが)。つまり著作権分科会で動いている範囲内の表現となっていることが多い。
 最近は結論をぼかし「検討する」「必要なときは法整備を実施する」などの表現が多く使われる。しかし一定の方向性を考えていないのであれば そもそも知的財産推進計画に載せる必要が無いのであるから、法規制に触れた項目がここに掲載された時点で行政側は規制へと舵を切り出しているとの認識でいることが肝要だろう。
 その意味では、著作権行政によって国民生活(あるいは著作物利用者の文化的活動)が脅かされる危険性はかなり強まっていると言える。ことは保護期間延長問題や私的録音録画補償金問題に限られたものではないのである。

 ともかく、私が「知的財産推進計画 2007」 に目を通したとき気になった項目をピックアップしてみる。独断と偏見により選んだものだが、ここで選から漏れたものについても重要なものがたくさんあるので、一度は目次に目を通し 気になる項目をチェックすることをお勧めする。

※うちにブログを継続的に読んでくれている方にはお判りかと思うが、一応。
 私は、法律関係について ずぶの素人である。単純に、個人的感覚を(なるべく)論理的に検討した結果を文章にしているだけで、決してこれが最終的な結論というわけではない。現時点の私では知らない事実関係や、あるいは論理的間違いの指摘などを受け、私の見解が今後変化していくことは十分あり得る(というか〈絶対に〉あるだろうな)。
 「エンドユーザー」の視点を標榜し(要は開き直って)やっていることなので読者諸氏には批判的にお読みいただくことを推奨したい。私としては、自分の考えが他人に影響を与えることよりも、皆さんが考え発言していく機会になることの方が嬉しいので。生活者の視点がもっと著作権を巡る議論に反映されるように‥‥。
 もちろん私は今以上の勉強を己に課すつもりで(笑)。

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投稿:by 谷分 章優 04:58 午後 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.07

過去の意見募集において「アップル」名で提出されたパブリックコメント(追記あり)

■「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会 審議の経過」に対する国民からの意見募集
 (2005年9月8日 〜 2005年10月7日)

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投稿:by 谷分 章優 08:32 午前 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.06.06

Aのパブリックコメントを読む(一部追記あり)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keikaku2007.html
「知的財産推進計画2007の策定」
(首相官邸:知的財産戦略本部)

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/070531/iken1.pdf
「『知的財産推進計画2006』の見直しに関する意見募集の結果について -
 団体からの意見」
(首相官邸:知的財産戦略本部・ PDF)


 知的財産戦略本部によって策定された「知的財産推進計画2007」。こいつが決定・公表されると同時に、策定に先立ち実施された意見募集の結果も公表された。こいつで話題になったのが「団体からの意見」、「アップルジャパン(株)」の名で提出された意見である。
 上記 PDF のノンブル11ページから13ページにわたって、かなり激烈な罵倒と恨み節が連ねられており、本当にアップルが提出したのか疑わせるほどの内容だった(リンク先にも書いたように、真偽は今のところ明らかにされていない)。

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投稿:by 谷分 章優 06:15 午後 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.05.26

同じ資料を読んでいながら解釈が変わる奇妙さと興味深さ

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_b72f.html
「【著作権】とんでもない法案が審議されている」
(たけくまメモ)

 これの話。
 とりあえず事実関係のみを淡々と洗う。

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投稿:by 谷分 章優 12:50 午前 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.05.21

保護利用小委#2:ヒアリング第1弾

 ──こちらでは久々の更新。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/021/07050102.htm
「文化審議会 著作権分科会
 過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会(第2回)
 議事録・配付資料」
(文部科学省)

 4月27日 に開催された、文化審議会 著作権分科会 過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会(以下、「保護利用小委」と略す)第2回会合での配付資料が文科省サイトで公表された。
 第2回・第3回会合の2度にわたって「創作者団体・個人」「利用者」「アーカイブ関係者」「学識経験者」からのヒアリングが実施されていたところで、その対象は、保護利用小委が検討課題として挙げた「過去の著作物等の利用の円滑化方策について」「アーカイブへの著作物等の収集・保存と利用の円滑化方策について」「保護期間の在り方について」「意思表示システムについて」のうち発言者が意見を述べたいものすべてということになっている。
 第2回会合において意見を述べたのは15名。それぞれがレジュメを提出したため、配付資料の数も膨大なものとなった。

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投稿:by 谷分 章優 05:51 午後 [ユーザーと著作権, 著作権行政 watch, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)