2005.08.05
いよいよ上陸だ、 iTunes Music Store!
東京国際フォーラムでのイベントが告知されて以来、相当の確信をもって噂されていた通り8月4日からサービスが開始された。
iTunes Music Store 日本版。なんと喜ばしい響きなんだろうか。
もう一度 言ってみようかな。 iTunes Music Store 日本版。
日本版。う〜ん、日本版。
早速いじってはみた。開始直後に、一時 ダウンしたっぽいけどね。検索が動かなくなったりしてた(それまで検索でヒットしていた曲も全く出てこなくなった)。
まぁ私の場合は、とあるものを買いに外出して戻ってから本格的に使ったもんで、その頃には復旧していたようだけど。アカウント登録はまだ少し調子悪かったかな?
で、その買ってきた「あるもの」ってのはこいつだ。

──「iTunes Music Card」。
私が米国版 iTMS を使ってた際にもお世話になってたプリペイドカード、それの日本版である。驚いたことに、サービス開始当日から入手できたのだ(ということは、量販店の店員は前もって iTMS のサービス開始を知っていた!)。
iTunes
Music Card
iPod の新しい体験が
ここからはじまる。
iTunes Music Store から 2500円分の音楽を
Windows または Mac にダウンロード。
この一枚で iPod の楽しみ方がさらに広がります。
ちなみに このカードは 2500円のやつ。 他に 5000円と 10000円 のやつが同時発売された。
報道の中でも このカードに触れられており、日本各地の量販店(ビックカメラなど)で入手できるという話だった。ただ、私が住んでるのは札幌なもので、サービス開始当日から店頭に並んでるのかなぁなんて心配してたのだ。発表より先に出荷してるとは思ってなかったものでね。
で、とりあえず出掛ける前に電話で確認してみると、在庫があるという。となれば、もうじっとしていられない。すぐに札幌市唯一の(笑)ビックカメラへ。あったあった。3種類全部並んでた。とりあえず一番安いのを入手して家路を急いだのだった。
iTMS 日本版に関しては、仕様がどうなるのか心配されてはいたのだが、結局は海外版と同じ軽 DRM、 価格も 150円(1割ほどは 200円 だとか。この辺りに日本独自の事情が窺える)。まぁ、アップルもよく頑張ったよ。ここまで実現できるとは正直思ってなかった。長いこと待たされた甲斐があったってもんだ。
まだまだ参加レーベルが少なく、ラインナップに若干の見劣りはある。しかし、何よりも始まったことを喜びたい。というか、思ったより楽しめそうな程度には曲が揃っているのだ。
Beatles は無い‥‥まぁ無いだろうな。トニー=シェリダンとやった音源は米国版だと入ってたが、こっちには無かった。ま、そんなのはどうでもいい。 Led Zeppelin はない。まぁこれは米国版にも無い。ん、 King Crimson も無い。これも米国版ですら殆ど撤退状態だな。 EL&P も無い。米国版にはあったんだが。
さだまさしが無いなぁ。 YMO も無いか。
無いのを見つけたってしょうがないか。
安全地帯は一応ある。ベスト盤とライヴ盤だけだが。1曲 200円? 高ッ! 玉置浩二の名前だと、安全地帯の曲と抱き合わせのベストしか出てこない。む〜。
宇多田ヒカルも 200円だ! うえ〜。まとめ売りしてる B'z のもだいたい 200円 ばっかりだな。何だかな。
Pink Floyd はそれなりにある。他より安いな。おおむね洋楽だと 150円、 邦楽でも欲の皮のつっぱってるのが 200円 って感じだ。
う〜ん、そう言えば、これまで見てきたのは全部持ってるわ、俺(笑)。
iTMS では、毎週何曲かずつ無料配布してる曲がある。期間限定のプロモーションでやっていて、期間を過ぎれば普通の価格で買うようになるんだが、これが日本版でも用意されていた。こいつをダウンロードしない手はない。ということで、ダウンロード1号はこれに決定。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=75319825
HIFANA 『Wamono 〜和モノ〜 - Single』
▲ リンクは iTMS へのもの。
上の無料曲は、アカウントを持ってないとダウンロードできない。で、そのためにも私はプリペイドカードを買ってきてアカウントを作ったのだが、せっかくだから有料のやつも買わないと面白くない。
何か無いかなと iTMS サーフィン(笑)してたら、チャゲアスの曲が結構あることに気づいた。うん、これなんてどうだろう。
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=76486581
CHAGE & ASKA 『Mix Blood』
▲ リンクは iTMS へのもの。
私がまだCDを買いあさる前の頃、テープで聴きまくってたアルバム。そして、今までCDでは買ったことがなかった。あやうく iTMS でアルバム買いしそうになったんだが、その前に視聴してみたら、どうしても欲しい曲は1曲しか無いことに気づいた(笑)。よって、その1曲 「Mix Blood」 を購入することにした。
こんな感じで、私の初 iTMS-J は2曲。これが初体験。
まちに待ってた iTMS で、ラインナップもまだまだ不完全とくれば、いろいろイジって遊べそうである。当面は好きなアーティストで検索かけて、これがあるぞ、これは無いぞ、ってやればエントリーの一つは稼げる。ネタに困ったときに便利だ。
いや、ネタに困ってなくても、安全地帯関連で1本やるつもりだけどね。
iTMS を使い倒してやろう。で、どんどん曲を買っていってやろう。今は参加していない連中がモタモタしている間に、音楽配信の世界で既成事実を作ってやるのだ。日本でも iTMS がデファクトスタンダードになるように──てな感じで。
iTMS の開始はゴールじゃない。ようやく1歩目なのだ。音楽業界がまともになっていくための。だって、あまりに情けない話だけど、 iTMS が日本に入ってくることで早速 価格競争が始まってるんだ。これまでは“カルテル”で価格を吊り上げていたような連中が。日本で音楽産業が生まれて以後、初めての価格競争と言ってもいい。
もっとも、 iTMS の中でも 150円と 200円の 価格競争があるんだな。そのうち 150円に 統一せざるを得なくなるとは思う。売上が 150円のに 集中していくのならね。
いずれにせよ、これからの動きが楽しみなのである。
ホント、待ちに待ってたんだから!
投稿:by 暇人#9 03:04 午前 [Macintosh, iTMS, また買っちゃった, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2005.04.14
iTunes Music Store、 (やっぱり)国内サービス開始に向けて進展してなかった?
(追記あり:2005.4.18)
これをめでたいと呼ぶべきなのか、逆に絶望的と呼ぶべきなのか。
iTunes Music Store が国内でサービス開始するという記事が去年 駆けめぐったことを覚えていらっしゃる方も多いだろう。日経での記事で、「3月メド」(笑)などと報じていたものの、その見通し通りに進まなかった。「トバシ記事か?」なんて言われ方も当時からされていた。
で、今頃になって毎日新聞でこんな記事が出た──
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050413k0000m020125000c.html
「米アップル:
年内に音楽配信開始へ 市場拡大に弾み」
(MSN-Mainichi INTERACTIVE アメリカ)
▲ 引用はこちらから。
http://whatsmyscene.blogspot.com/2005/04/blog-post_13.html
「<米アップル>年内に音楽配信開始へ 市場拡大に弾み」
(what's my scene? ver.6.1)
▲ ネタ元。
米アップルコンピュータ日本法人の前刀禎明(さきとう・よしあき)代表取締役は12日、年内にインターネットを通じた音楽配信事業を始める方針を明らかにした。デジタル音楽プレーヤーは国内でも急速に普及が進んでいるが、シェア首位の「iPod」を販売するアップルの同事業参入で、デジタル音楽市場の成長が一段と加速しそうだ。
(引用者注:以下の文は写真のキャプション)
インタビューに答える前刀禎明アップルコンピュータジャパン代表取締役=東京都新宿区で12日午後2時10分、岩下幸一郎写す
記事にある情報を拾い集めると、 12日に 行なわれた毎日新聞のインタビューの中でアップルの前刀氏(元祖ライブドア社長!)が明らかにしたものらしいと判る。日経に先手を打たれたから しばらく寝かせて、今になって古いネタを記事にした──という訳ではなさそうである。
となると、 iTMS 国内サービス開始に関して、これが現時点での最新情報ということになる。喜ぶべきか、悲しむべきか。
去年の日経記事を少し思い出してみようか。
同社(引用者注:米アップル社)幹部がこのほど来日、エイベックス・グループ・ホールディングスやワーナーミュージック・ジャパン(東京・港)、BMGファンハウス(東京・渋谷)など主要レコード会社に新サービスの概要を説明した。今後、楽曲の販売価格や著作権管理の仕組みなどを詰める。
※ 2004年11月18日 日本経済新聞 記事より引用。
で、今回の毎日記事では──
日本ではレコード会社の厳格な著作権管理などが障害となり、まだ事業化できていない。
しかし、デジタル音楽市場の急成長を受け、エイベックスが音楽配信事業への参入を表明するなど、レコード会社側の姿勢は徐々に転換しつつあり、アップルも事業化が可能と判断した。今後、主要レコード会社と交渉し、販売する楽曲数や販売料金など詳しい条件を詰める方針だ。
※ リンク既掲 毎日新聞記事より。
つまるところ、日経が報じた時から全く事態が進展していなかった訳かい。まぁ想定の範囲内というか‥‥。
「詰める」作業で半年間。いや本当に“大詰め”まで来てれば嬉しいけれど。
本当に日本でサービスが始まるまで、あとどれくらい待てば良いんだか。何せ MacOS X 対応の音楽配信なんて皆無だからなぁ (Classic MacOS に至っては、 iTMS すら対応してない‥‥)。 iTMS 日本版が始まったって、まだまだオープンな競争ってのは夢の夢。 FairPlay ライセンス問題が残ってるからね。
以下、余談。
毎日では、 iTMS 国内サービス開始を既定路線として 先の記事と同時に こんなのも配信している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050413k0000m020162000c.html
「米アップル:
音楽配信で競争本格化 価格引き下げも」
(MSN-Mainichi INTERACTIVE アメリカ)
米アップルコンピュータの日本法人が、年内に日本でも音楽配信事業に参入する方針を固めたことで、携帯デジタル音楽プレーヤー市場の拡大に弾みがつきそうだ。音楽配信事業で本格的な競争が始まることになり、「欧米より高い」と不満の強い配信価格の引き下げにつながる可能性もある。
アップルが参入を決断したのは、同プレーヤー市場で独り勝ち状態の「iPod」の国内ユーザーという資産があるからだ。欧米では、iPodというハードの魅力と、音楽配信で好きな曲を散り込める手軽さの相乗効果で市場を広げており、アップル日本法人は「音楽配信を始めた瞬間に利用者は一気に広がる」(前刀禎明代表取締役)と期待する。
毎日の勇み足でないことを祈るぜよ。
あと アップルの前刀氏関連で、昨年末に『日経ビジネス』が出した面白い記事。
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/350019
「実はライブドア“創業者”、iPod mini仕掛け人のアップル前刀氏」
(nikkeibp.jp - 企業・経営)
当時、うちで採り上げたのかどうかは覚えてません。
目を通してたのは確かだけど。
ちなみにこの記事でも、 iTMS に触れている。
アイポッドミニをブームで終わらせるのではなく、いかに定着させるかが前刀氏の課題となる。その試金石となるのが、アップルが米国で展開しているアイポッドに楽曲をダウンロードできる有料音楽配信サービスの実施だ。ソニーなどのライバルを突き放すために、一刻も早く日本でもサービスを開始したいところ。詳細について前刀氏は明かさないが、「話は進んでいる。請うご期待」と自信ありげだ。
──この記事からだって3ヶ月以上経ってるわけで。
現時点で どこまで進んでるのかなぁ。
(追記:2005.4.18)
wms 氏のコメントで、 CNET の この記事を紹介された。感謝するとともに、本記事の中で追記しておきたい。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20082686,00.htm
「年内開始はまたもやハズレ? 日本向け『iTunes Music Store』」
(CNET Japan)
この CNET 記事に少しツッコんでおく。
まずタイトルは惹句以外の何物でもない。「年内開始」を「ハズレ」と断じる根拠が弱いからだ。
私が書いた本記事だって、すぐには日本版サービスが始まるとは(そんな楽観的に)思えないという立場から書いたものである。しかし「年内開始」が即「ハズレ」とも思ってはいない。まだ8ヶ月残っているし、レコード会社との交渉がどこまで進んでいるのか(どれだけ進んでいないのかと同じく)明らかではない。 iTMS の日本上陸を睨んだと思われるレコード会社側の動き、そして今回の情報源はアップルの取締役自らの発言である(ということになっている)点など、前からの状況変化はある。
CNET の取材によるアップル広報担当者の弁は「開始時期は未定」であるという。これはいつものアップルのやり方であり(公式発表まで頑なに「未定」を繰り返す)、発言内容自体にはさほど意味はない。最新公式発言の日付が更新されたに過ぎない。
よって CNET の記事に新味はない。まぁ無駄な記事だとは思わないけどね。相変わらず、サービス開始をアップルから公式発表できる段階には無いということだけは判るから。
余談だが、米国で iTMS が始まって以来の日本版開始予想の変遷を調べてみるのも面白いかも知れない。‥‥虚しくなるだけか?
(さらに追記:2005.4.18)
またまた wms 氏の 『what's my scene?』 から。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0504/13/news079.html
「『iTMSが早く登場すればいい』
——Moraプロデューサーが語る音楽配信への期待(前編) (1/2)」
(ITmedia ライフスタイル)
▲ 『what's my scene?』 でリンクしていた記事。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0504/14/news095.html
「『2005年は“改善”の年』
——Moraプロデューサーが語る音楽配信への期待(後編) (1/2)」
(ITmedia ライフスタイル)
▲ その続編。
http://whatsmyscene.blogspot.com/2005/04/199.html
「日本で1曲99セント相当の音楽配信サービスはやっぱり無理なのか?」
(what's my scene? ver.6.1)
▲ 元ネタ。
このインタビューで語られている Mora 側の言い分は身も蓋もないもので、価格を一律に下げることはできない、CDに焼けるどうかは重要だと考えていない──てな内容である。そういったものを求める客など相手にしないとでも? 結局、 iTMS とは真正面から競争する気がないということか。
これは日本の音楽業界全体の空気を代弁しているようにも思える。日本でのサービス開始に先立って こうした空気と闘わねばならない iTMS (アップル)は未だに日本進出のメドを立てられないでいる。
ここで考えておきたいのは、 iTMS 日本上陸を望む人(私もその一人)が価格とCD焼き(に代表される利便性)のどちらかを選択しなければならないとしたら、どちらを選ぶべきかということだ。潜在的顧客がこだわっているのは一体どちらだろうか?
アップルの製品から利便性を取ると何も残らない。CD焼き(あと無制限の iPod 転送も)は特に、アップルが顧客の側の利益を追求した代表的仕様である。ここを妥協してしまうと、 iTMS の DRM に対応する機器が iPod シリーズしか無い (CD-R を介したデータ移行こそが、アップルの「囲い込み」の唯一の免罪符であろう)ために、もはやその存在価値を失ってしまう。
仮にCD焼きを妥協するとして、価格の方を極端に安くすれば まだしも競争力を保てるかも知れない。しかしながら wms 氏が指摘しているように、洋楽と邦楽の「市場規模」の差がそれを困難とする。売り手市場が勝手に高い値段をつけて、勝手に売れないというのが今の音楽業界だが、かと言って海外版 iTMS ほど一気に値段を下げて商売になるかと言えば難しいところだ。
iTMS の利便性さえ保てるのなら、ある程度 価格が上がっても顧客はついてくるのではないか。もちろん現状の他サービスのような1曲 300円前後 というのは論外としても、要はCDとの比較で安く使いやすければ音楽配信としての強みはある(1曲ずつ買えるのも大きな強みだろう)。
アップルはどこまで妥協を考えているのだろうか(まったく妥協しないでサービスが開始できれば、それはそれで凄いことだが)。
投稿:by 暇人#9 01:38 午前 [Macintosh, 音楽業界の愚行] | 固定リンク | コメント (3) | トラックバック
MacOS X 10.4 Tiger は4月末リリース ──初代 iMac の運命や如何に!
http://www.apple.com/jp/news/2005/apr/12tiger.html
「アップル、Mac OS X "Tiger"を4月29日に出荷」
(アップル:ニュースリリース)
いや、結構長かったものだね。前の Panther (私も使ってる)が 2003年10月 の発売だったから、1年半ぶりの「メジャーアップグレード」ということになる。
MacOS X は 10.2 Jaguar が出るまでは「ベータ版だ」なんて陰口たたかれるほど“未完成”感の強いものだったが、それを証明するかのように アップルが称するところの「メジャーアップデート」も半年間ほどで行われたりして、使う方としても出費がかさんでヒイヒイ言わされてたものだ。
それが、 Jaguar から Panther まで1年2ヶ月、 Panther から Tiger までが前述の通り1年半だから、割合 順当な「メジャーアップグレード」間隔と言えるのではないか。もちろん、これらの間にも「マイナーアップデート」はマメに行なわれたんだけど。
Tigger、 もとい Tiger は、 Panther から見ても羨ましい機能がある。私だと Dashboard と Safari RSS あたり。発売日に買うことは無いと思うけど、しばらく様子を見てから決めることにしよう。何せ うちの iMac (初代) は非力だから。
お、対応機種を確認しておかなきゃな。
http://www.apple.com/jp/macosx/upgrade/requirements.html
「Mac OS X - アップグレード - システム条件」
(アップル)
Mac OS X Version 10.4には、次の条件を満たすMacintoshが必要です。
●PowerPC G3、G4、またはG5プロセッサ
●内蔵FireWireポート
●256 MB以上のメモリ(RAM)
●本体内蔵ディスプレイ、もしくはお使いのコンピュータがサポートするアップル提供のビデオカードに接続されたディスプレイ
●2.0 GB以上のハードディスク空き容量:XCode 2開発ツールも合わせてインストールする場合は、3.5 GB
ふむふむ。現行機種がすべて PowerPC G4 以降であるにもかかわらず、G3も対応となっている。そろそろ切られてしまうかと危惧していたが、感心感心。
で、このページには対象機種が写真で示されている。見てみよう。
──初代 iMac が無い!
いやシステム条件に「内蔵 FireWire ポート」と見たときに嫌な予感はあったんだ。 iMac はスロットローディング(CRT iMac は大きく分けて2種類ある。CDドライヴで見分けがつき、初代はトレイ型)以降のものしか対応しない。
おお時の流れよ。なんと残酷な。
もともと非力なのは解ってるんだよ。いよいよもって Mac mini の購入を検討しなければならないのか‥‥ (Panther の完成度が高いのがせめてもの慰め)。
投稿:by 暇人#9 01:33 午前 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.12.31
iTMS カード通販サイトを騙った「フィッシング詐欺」 ──そして「共同購入プロジェクトの今後」
まず残念な報せから。
http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/000478.html
「若旦那の独り言2004 Ver.3:
iTMSカード 共同購入プロジェクトに関して」
さて先日お伝えし、皆様にそれなりに必要とされていることも分かったiTMSカード 共同購入プロジェクトですが。誠に残念ながら、やはり終了とさせていただこうと思います。
一番の理由は「あちらで活動してくれてたK氏が来月いっぱいで帰国する」ということです。1ヶ月の間だけ再開しても皆さんのご迷惑になるだろうし、K氏も帰国準備などいろいろあるだろうし。(中略)
プロジェクトで購入してくださった皆さん、ありがとうございました。
再開を期待していただいてた方々もありがとうございます。ごめんなさい。
今回コメントを寄せてくださった皆さんにも最大級の感謝を。ありがとうございました。
残念ではあるけれど、致し方ないこと。もともとが彼らの好意で成り立っていたプロジェクトで、我々はただそれに乗っかっていただけなのだから。確かに私は再開を望んでいた1人(そしてコメントも投稿させて戴いた)だったのだが、この決定に対してとやかく言う筋合いのものではない。
改めて、若旦那さんとK氏には感謝の言葉を。お疲れ様でした。そしてありがとうございました(米国版 iTMS は堪能させて戴いておりますよ)。
さて。若旦那さんの他にも iTMS カードを(並行輸入で)扱っているところが幾つかあったのだが、それは今どうなっているのか。ちょっと調べてみた。
まず最初に並行輸入に踏み切って話題になった『秋葉館』。現在は在庫切れが続いている模様。もう入荷しないのかねぇ? 入荷しても高いから誰も買わないと思うが。
次に、『ベースオントップ』。私が最初に iTMS カードを買ったところである。ここは健在。もう少し安くしてくれないかなぁ。それはそうと、カナダ版カードにまで手を広げている! そこまでやる? (需要はあるのか?)
そして、価格の安さで話題になった 『iTunes Express』。これが実にとんでもないことが起こって、「販売終了」となっていたのだ。実は、私がこれをネタに文章を書こうと思ったのは こちらの方がきっかけだった。
http://www.itunes-express.com/index.html
「iTunes Express」
▲ 引用はこちらから。
http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/000471.html
「若旦那の独り言2004 Ver.3:
iTMSカード 共同購入プロジェクトの今後」
▲ ネタ元。
12/16/04 - ご注意!!
最近、当サイトの名を騙ってダイレクトメールを送り、
詐欺を行っている人物がいることが、本日判明いたしました。
メールから買うと特別価格で買えると謳って、
当サイトとは全く関係のない口座に振り込ませている模様です。(中略)
12/18/04 -
先日の注意の補足ですが、端的に申し上げると
これは当サイトの名を騙るフィッシング詐欺です。(中略)
もしダイレクトメールから注文されてしまった方は、
クレジットカードなどを詐欺師に不正使用される可能性が非常に高いので、
即刻利用されたPaypalアカウントの停止と、
Paypalアカウント登録にご利用されたクレジットカード/銀行口座
の停止または変更をなされるよう強くお願い申し上げます。(中略)
12/20/04 -
まことに残念な事ですが、どのような手段をとっても
当サイトを装うフィッシング詐欺を防ぎながら、
販売を続けていくことが困難と判断したため、
また詐欺の被害に遭われた方の心情を考慮し、 販売を終了させていただきたいと思います。
被害に遭われた方にはまことに申し訳ありませんが、
今回の詐欺には当方は一切関与しておりませんので、補償はいたしかねますが、
当サイトの販売終了ということでけじめをつけさせていただきますので、ご容赦ください。
これには驚いた。 iTMS カードの通販と言えば、それほど需要のない世界だろうに。そこへ狙い打ちするような「フィッシング詐欺」。私もこれを読んだときには目を疑った。
『iTunes Express』 を私が使ったことは無かったのだが、注目はしていた。実はサイト内容を印刷して、利用方法などを調べていた最中だったのだ (『PayPal』 を利用していなかったという理由もあって)。その矢先に この話である。
いや確かに魅力的だったのだ。価格といい、購入金額の柔軟性といい(もともと高額買いに特化されていたのだが、後に低額カードも購入可能となっていた)。だから、仮に iTMS カード通販が「フィッシング詐欺」に狙われるとしたら、ここが真っ先に狙われるのは解る気がする。
しかし、なぜ iTMS カード通販なのか。確かにある一定の需要はある(うちを始めとして様々なサイトで紹介されていたし)。しかし他の標的から比べれば、僅かな市場だろうに。詐欺師のしたたかさというよりは、何か偏った発想で標的にしたようにも思える(例えば自分でも iTMS カードを買っているとか)。いや ここを標的にする・しない、いずれにしても許される行為ではない。
そうそう、「フィッシング詐欺」についてだが、最近被害が多くなっているらしく、様々なところでその名を見ることができる。発信元を詐称した HTML メール(私はこれ自体マナー違反だと思うが)から偽のウェブサイト(銀行・カード会社・通販サイトなど)へ誘導し、カード番号などの個人情報を入力させるものである。その後、収集した情報を不正使用するのである。
『iTunes Express』 でも紹介されているが、被害から身を守るための心がけを示したサイトをここでも挙げておく。
http://allabout.co.jp/computer/netsecurity/
closeup/CU20040426A/index2.htm
「“フィッシング詐欺”にご注意
- [インターネットセキュリティ]All About」
また、「フィッシング詐欺」を始めとしたセキュリティ問題の論考をする個人サイトとして、ここを紹介しておく(有名サイトなんだが)。
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/
「高木浩光@自宅の日記」
▲ 最初に「目次」を参照されるとよろしいかと。
『iTunes Express』 自身もこうした呼びかけを行なっている。解りやすいアドバイスだと思うので引用する。
このような詐欺を無くすためには、フィッシング詐欺の認知度を「オレオレ詐欺」並に高め、
そしてこれが小規模のサイトに対しても行われうるという事を啓蒙し続ける必要があるでしょう。
また必要最低限の防御策である、
1−スパムメールを開かない
2−開いたとしてもその中のリンクや添付物をクリックしない。
3−もしリンク先に行ってしまったとしても、そこで個人情報を入力しない。
4−ネットショッピングは信用できる所でのみ行う。
5ー必ず本家のサイトにいくように、ブラウザにURLの直接入力かブックマークを使用する。
5−初めて使う所はできるだけ安全な決済方法を使う。
6−うまい話には裏があると思うようにする。
7ー不安なら注文前と後に店の人に問いあわせる。
8ー騙されたと思ったら、金融機関・クレジットカード会社に即刻連絡して対処する。
を広めることが重要だと思われます。
その上で始めて企業の対策が本物と偽物を見分ける目印として役立つでしょう。
『iTunes Express』 サイトより引用。
数字の振り方が間違ってると思うが、原文ママ。
残念ながら、販売終了とした 『iTunes Express』 の対応が現在考えられる最良のものではないだろうか。
さて。若旦那さんの共同購入の話に戻る。
「終了」が告知された今となっては このような意見を載せておくのは相応しくないのかも知れないが、今後も同種のサービスが出てくることを願いつつ、私の思うところを示しておきたい。若旦那さんの記事に対するコメントの焼き直しである(あそこでの文章は、かなり端折った書き方だった)。
今後、あのような格安で iTMS 米国版を利用できるようなサービスが出てきたら、やはり私は使い続けたい。そろそろ金額を補充したいし(笑)。それだけ米国版に価値があると思うのだ(利用規約に反した使い方であることに注意)。
まず、米国版でしか手に入らない音源があること。これは、CDと違い並行輸入で入手できないだけに、こうしたヤバい方法しか残されていない。しかしこうした音源を手に入れたいのは音楽マニアの性である(余談だが、同じ理由で海賊盤の存在を私は否定しない)。
そして日本版の開始がまだ正式に発表されていないということ。日経の記事が出たのみであり(それを否定する証言が無いとは言え)アップルからの正式発表が無い以上、いつ始まるかは予断を許さない。しかも、開始されたとしても米国版ほどのカタログが用意されるとは限らないのだ。むしろ邦楽に力を入れる分、最初は洋楽が手薄になることが予想される。
こうした意味で、私は米国版に価値を感じている。おそらくは日本版が軌道に乗り、洋楽だけでも米国版に匹敵するカタログが揃うまでは、この価値観は変わらないと思う。
若旦那さんは、再開を考えていた時に「お題目」を用意しようとしていた。「輸入権に抗議する」というのが例として挙げられていた。そうした「お題目」がなぜ必要だったのか。
あのサービスは、完全に若旦那さん個人の好意によるものだった。利益を上げるのが目的だった訳ではない。だからこそ動機付けが必要になる。確かにサービスを受ける側にしてみれば それは関係ないのかも知れない(そういった旨のコメントがあった)。しかしこれは商売ではないのである。あくまでも個人によるボランティアなのである。逆に言えば、「お題目」が必要ない方がおかしい。
私はさらなる「お題目」として「音楽配信の市場分割に抗議する」「価格差に抗議する」「米国版並みの洋楽カタログを要求する」というものを提案しておいた。プロジェクトが「終了」した今となっては虚しい提案だった訳だが‥‥。
ただし私が今でも望んでいるのは、こうした「お題目」の先にある〈自由に音楽が聴ける世界〉だ(なお、それは“無料で聴ける”ということと同義ではない)。
何度も繰り返すが、あのプロジェクトは若旦那さんの好意によるものだった。だからその存続・終了について、我々は要望を述べることが出来ても、その決断自体をとやかく言える立場にはない(サービス提供者・顧客の継続した関係ですらないのだから)。
まして、若旦那さんは今後も「某社」を受けようと考えている身である。それを、我々の身勝手な要望で台無しにしてしまう危険を冒させるよう仕向けることなど出来るものか。私が「少し様子を見た方が良い」としたのはそういう理由だ。
だから。私は若旦那さんの「終了」の決断を支持する。何の文句も無い。
一応、私が投稿したコメントの原文も転載しておく。上の文章と内容がダブるが、ここで参照できないようになっているのも不親切なような気がするので。
私は再開してもらえると助かります。
そろそろ補充したいなと思ってたりして。
米国版でしか手に入らない音源もあるでしょうし、
まだ日本版の開始は正式に発表されていませんし。
いざ開始されても米国版ほどのカタログが用意されているか判りません。
(と言うか、洋楽はおのずと少なくなるでしょうね。)
私は米国版に価値をまだ感じています。
「お題目」ですか‥‥。
「輸入権に抗議する」というのは良い理由付けの一つではないでしょうか。
また、アップルの行為にも抗議するという手があります。
「音楽配信の市場分割に抗議する」とか。
イギリスで問題になっている「価格差に抗議する」なんてのも。
「米国版並みの洋楽カタログを要求する」というのもありますね。
でも、ここまで書いておいて何ですが、
若旦那さんがまた某社を受けるのでしたら
少し様子を見た方が良いかも知れませんねぇ。
Posted by: 暇人#9 : 2004年12月21日 00:34
投稿:by 暇人#9 06:13 午後 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2004.12.26
「やっぱり出る?林檎印携帯」(若旦那の独り言) ──アップル、操作性劣悪で使う気になれない携帯電話に一石を投じられるか?
http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/000475.html
「若旦那の独り言2004 Ver.3: やっぱり出る?林檎印携帯」
先日からあちこちで話題になっているiTunes搭載アップル携帯電話。Mac&Palさんに掲載されてたForbes記事によると、かなり信憑性が高そうな感じ。
(中略)一番のポイントは「Appleが携帯に乗るOSを作る」こと。Mac OSしかり、iPodの操作性しかり、あの使いやすさを追求する会社が携帯のOSを作る。どんな携帯ができるのかということが一番興味がある。きっと今までにない、使いやすさを打ち出してくるんじゃないかと。とにかくそのOSに、凄く関心を持っているのでした。
アップルから、 iTunes 搭載携帯電話が出るんじゃないかという噂。まぁ頑なに携帯電話を使わない私には「へ〜」ぐらいのものなのだが、今年の7月にアップル・モトローラ間で 「iTunes Music Store からダウンロードした楽曲ファイルを Motorola の次世代携帯電話機に転送し、再生できるようにする」という提携が発表されていてこともあって、出されるのは時間の問題だった(それがいつなのかは判らなかったし、今ここで噂レベルでも出て来だしたのには感慨がある)。
それじゃどうしてこの話題を採り上げたのかというと、前掲記事の筆者・若旦那さんの指摘に大いに共感したからなのだ。 「Apple が携帯に乗るOSを作る」。 iTunes が搭載されるよりも、こちらの方が大事件だ。
OS。私が MacOS (今は OS X) を使い続けているのは、その操作性ゆえである。一応 Windows XP 機だって持ってはいるが、必要になった時にしか立ち上げていない。文章を書く気にも、ウェブを回る気にも、印刷する気にもならない。その理由は Windows の操作性が我慢ならんほど悪いことに尽きる(もちろん私個人としての評価だが、 Win の悪いところならいくらでも挙げられるぞ)。いや、大体の操作はできる。 MS-DOS とか Windows 3.1 の頃に比べれば まだしも使いやすくはなった。だからまだマシなのだ──携帯電話よりは!
携帯電話の操作性には我慢できない。まず不要なボタンが多すぎる。パッと見で機能が判らない。操作方法が不統一だ(特にキャンセルボタンは統一しないと操作そのものを抑制する)。何なんだあれは。あんなものでメールを打ったり、ネットサーフィン(死語)する奴らの気が知れんぞ。電話機能だけを使うのならともかく。
私が操作ボタンの理想として思い描いているのが初代ファミコンだ。電話だから数字キーが入るのは仕方ないが、それ以外の操作はファミコンコントローラ的なボタン配置ですべて完結するのではないか。十字キーに、決定とキャンセルのボタンだ。あれのセレクト・スタートのボタンすら不要なくらい、洗練された操作性だった。今の携帯電話とは対極にあるデザインだと言える。
で、アップルの登場である。楽しみだ。携帯電話の操作性に新風を吹き込むか。どのような筐体デザインを持ってくるのだろう。 iTunes で操作することを前提としているのだから、 iPod 的なデザインもアリだ。たとえそれだけの新要素でも携帯電話に“参入”する価値はある。
いやただ単に、従来のモトローラ製携帯電話に iTunes を搭載しただけという可能性だってある。しかしアップルブランドとの関わりを注目されるのは避けられない以上、アップルのプライドに賭け商品投入してくる方が可能性として高いのではないか。携帯音楽再生機として革命的デザインだった iPod のように、全体のデザインに手を入れてくる筈だ。この携帯電話も「デジタルハブ」構想の一環だろうからね。
現行の携帯電話が使いづらくて頭に来てるのは、私が“オヤジ”になっちまったからか? まぁ私の頭が固いのは認めるが、いや あくまでも「操作性」の問題である。あんなものは、少し努力すれば覚えて使えるようにはなる。その自信はある。しかし操作性を蔑ろにする商品に金を払い、イライラしながら使う気にはならないのである。それほどの価値など携帯電話には無い。そして私の“美意識”に反する。
──そう、“美意識”なのだ。今でも Mac を選択し こだわって使い続けるのと同じ、操作性に対する“美意識”なのだ。デザインという仕事に対する〈尊敬〉と〈忠誠〉と言い換えても良い。
ああ、使いづらいものなどさっさと淘汰されてしまえ! (しかしそれが現実とならず、かえって市場を押さえてしまうことは歴史が証明しているのだが。そうさ、少数派によるせめてもの抵抗さ‥‥。)
投稿:by 暇人#9 12:34 午後 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.12.22
何だよこれ!? FairPlay ライセンスはどうなってるんだ ──「iTunes 対応の FOMA NTT ドコモが発売へ」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/ update/1221/111.html
「iTunes対応のFOMA NTTドコモが発売へ
- asahi.com : 経済」
NTTドコモは、米アップルコンピュータの音楽圧縮方式に対応した第3世代携帯電話端末「FOMA F901iC」(富士通製)を24日から発売する。アップルの携帯音楽プレーヤー「iPod」同様、使い勝手の良さが人気を集めるパソコンソフト「iTunes」から楽曲を転送して楽しむことができる。
アップルの「音楽圧縮方式に対応」? iTunes から「楽曲を転送」できる?
おいおい、 MP3 だけならともかく、 AAC にも対応してるのかよ。しかも FairPlay で認証されたやつまで? いやそれはライセンスを受けないと無理だろうさ (Real Networks みたいな事しない限りは)。
もし本当に iTunes 対応であれば凄い話だが、何しろ iTunes Music Store が始まってない日本での話だ、 FairPlay には対応してなくても 「iTunes 対応」と称してしまったというオチのような気がしてきたぞ(まぁ携帯電話で AAC を扱うのは既に前例があるから、それは良いとして)。
──いざ蓋を開けてみれば、たいした話題ではないのかも知れん。
NTT ドコモのサイトで調べてみた。
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/
foma/901i/f901ic/topics_01.html
「DoCoMo Net - 製品ラインナップ - F901iC」
パソコンで管理している音楽もF901iCで簡単に聞くことが出来ます。
F901iCは、パソコンの音楽管理ソフトのなかでも最もポピュラーな「iTunes」に対応。これにより、iTunesで管理しているアルバムなどを簡単にF901iCで聴くことができます。
これだけ読んで、「おお凄い」と思ってはいけないよ。
解説を更に読んでいくと‥‥。
iTunes から付属ソフト※に、曲ファイルをドラッグ&ドロップ
※付属ソフト: miniSD ユーティリティソフト
↓
miniSD メモリーカードに書き込み
↓
ステレオイヤホン等で再生
*本体ステレオスピーカーも使えます
「iTunes から付属ソフトに、曲ファイルをドラッグ&ドロップ」?
そんなんで 「iTunes 対応」って言えるのかよ。
しかも使えるファイル形式については何も書かれていない‥‥。
──詐欺だ。
投稿:by 暇人#9 07:07 午後 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.12.19
「iTunes Music Storeからのダウンロード件数、 2億曲突破」(アップル)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/
0412/17/news008.html
「ITmediaニュース:
iTunesの楽曲販売が加速——ハイペースで2億曲を突破」
▲ ITmedia による速報。
まだアップルのサイトに邦訳が載る前で、
最も速いニュースだったと思われる。
http://japan.cnet.com/news/media/story/
0,2000047715,20079744,00.htm
「ついに2億曲に--iTunes Music Storeからの
音楽ダウンロードがさらに加速
- CNET Japan」
▲ CNET による報道。若干 詳しく論評。
アップルでの邦訳掲載後か?
http://www.apple.com/jp/news/2005/dec/
17itunesmusicstore.html
「iTunes Music Storeからのダウンロード件数、 2億曲突破」
▲ アップルの「ニュースリリース」。
引用はこちらから。
2004年12月16日、カリフォルニア州クパティーノ、アップルは本日、「iTunes Music Store(アイチューンズミュージックストア)」からのダウンロード購入件数が2億曲を超えたことを発表しました。2億曲目となったのは「The Complete U2」に含まれる曲で、購入したのはマサチューセッツ州ベルチャータウンに住むRyan Alekmanさんでした。
iTMS 日本上陸は3月じゃないか、いやいや公式発表すらなくて未定なのだ‥‥などと日本で もたもたしてる間にホラ、2億曲ですぞ。米国内のみのサービスから始まって、EU・カナダへとサービス対象を広げていくにつれて売上ペースが加速している。
ITmedia の記事によると「1億曲から 1億5000万曲 までは3カ月で達成したが、次の 5000万曲 上積みは2カ月で到達」とのこと (CNET の記事でも同様な表記あり。詳しいことはアップルのニュースリリースを追っていけば判るのだけどね)。凄いな。
まぁ他のサービスの情報が少ないから比較のしようが無いというのもあるが。
相変わらず FairPlay はライセンス供与しないし、 iPod は MP3 ・ ACC のみに対応。 Real Networks の「ハッキング」に対して技術的防護手段に出ていたりと、アップルの独占指向は当分止まりそうもない。
たぶん強力なライバルが出てくるまで この調子なんだろうな。現状ではマイクロソフトはまだ脅威でないということか? 何せまだ iPod に対抗できるハードが出てきてないし、音楽配信自体が軌道に乗っていない。 iTunes には Windows 版を用意しているから、 Win だの Mac だのという争いに巻き込まれない。やっぱ現状が代わるのに必要なのは強力なライバルなわけだ。
私としては、サポート外のOS (OS 9 も含め)からも利用可能となるような環境作りが進んで欲しいのだがねぇ。そのためには FairPlay の標準化とオープン化が必要。アップル製品が市場を握る瞬間を見てみたいのだなぁ。こう言っちゃなんだが、 iPod の隆盛なんてのはライバルが出てくれば終わっちまうからね。
今のところはイケイケどんどん、か。 OS X 使いの私には iTMS しか無いわけだし(いや Win 機の方で別サービスを使うって手もあるけどさ‥‥やっぱ林檎好きな訳だし)。 Mac で市場を握れなかった二の舞にならないように、うまく(将来出現するであろう)ライバルたちと渡り合って欲しいものだ。
──質が良いだけでは市場を握れない。
ついでに、アップルでのプレスリリースから iTMS 売上に関するものをリンクしておこう。
http://www.apple.com/jp/news/2005/oct/15itune.html
「iTunes Music Storeからのダウンロード件数、
1億5,000万曲を超える」
(2004.10.15)
http://www.apple.com/jp/news/2004/jul/13itunes.html
「米国報道発表資料抄訳:
iTunes Music Storeからのダウンロード件数、1億曲を突破」
(2004.7.13)
http://www.apple.com/jp/news/2004/jul/02itunes.html
「米国報道発表資料抄訳:
iTunes Music Store、1億曲目に向けてカウントダウン開始」
(2004.7.2)
http://www.apple.com/jp/news/2004/may/06itunes.html
「米国報道発表資料抄訳:
iTunes Music Store、1週間で330万曲を販売」
(2004.5.5)
http://www.apple.com/jp/news/2004/apr/28itunes.html
「米国報道発表資料抄訳:
iTunes Music Store、サービス開始1周年を迎える
販売曲数は7,000万曲以上に」
(2004.4.28)
http://www.apple.com/jp/news/2004/mar/16itunes.html
「米国報道発表資料抄訳:
iTunes Music Storeからのダウンロード件数、
5,000万曲を超える」
(2004.3.16)
http://www.apple.com/jp/news/2003/dec/16itunes.html
「iTunes Music Storeからのダウンロード件数、
2,500万曲を超える」
(2003.12.16)
http://www.apple.com/jp/news/2003/nov/07itunes.html
「iTunes、先週だけで
ナップスター1週目のダウンロード数の5倍に相当する
150万曲を販売」
(2003.11.7)
http://www.apple.com/jp/news/2003/oct/21itunes.html
「iTunes for Windows、3日半で100万件のダウンロード
iTunesユーザ、3日半で100万曲を購入」
(2003.10.21)
http://www.apple.com/jp/news/2003/sep/08musicstore.html
「iTunes Music Storeの楽曲販売数、1千万曲に達する」
(2003.9.8)
http://www.apple.com/jp/news/2003/jun/24itunes.html
「iTunes Music Storeのダウンロード数、500万曲を超える」
(2003.6.24)
http://www.apple.com/jp/news/2003/may/15musicstore.html
「iTunes Music Storeのダウンロード数、200万曲を超える」
(2003.5.15)
http://www.apple.com/jp/news/2003/may/06musicstore.html
「iTunes Music Store、一週目で100万曲を超える販売を達成」
(2003.5.6)
http://www.apple.com/jp/news/2003/apr/29itunes4.html
「アップル、iTunes Music Storeをスタート」
(2003.4.29)
しかしまぁ、世界展開を始めてからの iTMS 売上ペースは、当初からは想像もつかないほどの速さだね。このペースがいつ落ちるのかが見ものである(笑)。
そ、それからが MacOS X 対応音楽配信サービスの正念場なのだ。
投稿:by 暇人#9 08:52 午後 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.11.20
暇人#9による iTunes Music Store 使用状況 ──音楽配信は私の音楽生活を変えるのか?
めでたく、 iTunes Music Store 日本上陸がほぼ確実な見通しである。長いこと待たされたものだし、これが順調に実現されれば非常に嬉しい。何せ未だに MacOS X に対応してる音楽配信はこれしかないわけで (OS 9 に至っては全く無いのだね、確か)。
もっとも、ここで書いたことがあるように、私は既に米国版を使っている。
http://himagine9.cocolog-nifty.com/kitaguni/2004/08/_itms_.html
「試される。(ココログ mix):
なかなか上陸しない iTMS に痺れ切らして
買っちまったよ、ギフトカード!」
初めて iTMS を利用するにあたり この時は、『BASS ON TOP』 という業者で販売されていた並行輸入のギフトカードを買った。本来 iTMS に登録するためにはサービス提供国でのクレジットカード番号を求められるが、ギフトカードだと その必要がないからだ。
で、無事にアカウントを得た後に、あれだけ多く配信されている曲の中で買ったのが宇多田ヒカルの曲だった(笑。なお Utada 名義のやつ)。それと、クイーンのレアトラック(米盤CDのみに収録されたボーナストラック)。詳しいことは上のリンク先で読んで戴きたいが、宇多田の方は当時 日本未発売だったし、クイーンの方はCDを買い直す必要が無くなったということで、 iTMS の利便性を享受した次第である。
それ以来は特に触れていなかったから、今までの使用状況をネタにしてみたい。
まず、少なくなった残金(先払いしているので iTunes には残金が表示されている)を増やすことから始めた。今度は『若旦那の独り言』での「共同購入プロジェクト」を通してギフトカードを購入することに(ありがとう!)。額は 30ドル、 確か9月頭の話である。
なお、残念ながら、若旦那さんの共同購入は だいぶ前から休止中である (11月21日現在)。 再開されることを願っている‥‥が、日本での iTMS サービス開始とどちらが早いか判らない。日本での仕様次第では米国版を使い続けるかも知れないから、若旦那さん、その時は よろしくお願いします(笑)。
さて。残金を増やした上でコレを買った。
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──思いっきり趣味に走ってる!
iTMS でアルバム1枚毎 買ったのは初めてである。よく考えたら(考えなくても)アマゾンで注文した方が安い(笑)。ここでは手軽さの点で選択したのだが、ちょっと勿体なかったかという気も‥‥。
このアルバムに関しては、今まで気にならなかった ACC の音質に疑問を感じた。音の重なりが変な気がしたのだ。ただ気のせいなのかも知れず、オリジナルの音を持ってないだけに判断がつかない。
──そのうちアマゾンでCD買って聴き比べよう(笑)。
お次。残金は充分ある。何を買うか。
そうこうしているうちに若旦那さんのところで こんな記事が。
http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/000392.html
「若旦那の独り言2004 Ver.3: Exodus」
Utadaの新譜がようやくiTMSでダウンロード開始。Billboardチャートアップに貢献するためにもiTMSで購入。
#ま、そもそも日本版より安いし
そもそも"Exodus"は「脱出」とかの意味もある。日本の音楽業界に嫌気がさした宇多田、アメリカへ「脱出」か、なんて思ってたです。
てことで、みんなもiTMSで買え。(笑)
──即買い(笑)。もう、この記事 読んですぐに。
カード購入、 『Exodus』 購入と、まさに若旦那さんの先導されるがまま。
ちなみに Utada ではさほど音質が気にならなかった。 ACC の圧縮の影響を受けづらいということなのか(それとも私が原音を聴いていない所為か)。
あのアルバム自体は、私には合わないかも知れない。もともと宇多田ヒカルは日本語曲での可愛さ(声ね。顔じゃないよ)が好みのためか。むしろ日本語曲をそのまま英語化してた方が気に入ったかも。
なんだかんだで回数 聴いていたりはするのだが。しかし 『Blue Murder』 とは違って、 『Exodus』 の方はCDで買い直さないと思う(ましてや日本盤をや)。実は先行シングルも Remix (iTMS で多く配信されている)にまでは手を出していないし、つまり それほど熱心なファンでもない。
しかし逆に言えば、私程度の興味の持ち主でも、安い価格と利便性があれば買って聴いてしまうという一例でもある。
音楽配信の利便性は “24時間営業” という所にもある。これは以前から多く指摘されている通りだ。しかし正直な話 私は疑問に感じていた、ついこの間までは。
例えばCDの注文だけならアマゾンでも出来る。 “24時間営業” だ。これは音楽配信の専売特許ではない。通販の場合は、注文から商品の到着まで時間がかかるが それほど待てない時間でもない──と考えていたのだ。
しかし、こんな体験を一度でもしたら もう戻れない。
『what's my scene?』 でこんな記事を読んだ時の話だ。
http://whatsmyscene.blogspot.com/2004/10/imagine-performed-by-perfect-circle.html
「what's my scene? ver.6.1」
▲ 見出し「"Imagine" performed by A Perfect Circle」。
この曲がこれほど悲痛な曲になるとは思ってもみなかったので結構ショックだった。でも、これが今の時代のリアルな「イマジン」の在り方なのかもしれない。
私は、他の記事を読んで戴くと判る通り、ビートルズ狂である。ジョン=レノンについても例外ではない。もっとも 「Imagine」 はあまり好きな曲ではないのだが‥‥(笑。それでもハンドルに拝借していたりする)。
しかし、この記事を読んで Perfect Circle のカヴァーに興味が湧いた。
紹介されたプロモーションビデオを見た。
衝撃を受けた。
すかさず iTMS に曲が無いか探した。
あった。
次の瞬間には購入していた。この行動には自分でも驚いた。
音楽配信では1曲単位で買えるから即決もできる。しかもすぐに入手して聴ける。これも あらゆる所で論じられた利点だろうが、正直 実体験するまで話半分に聞いていた。
アマゾンだとこうは行かない。まずCD単位で買うしかない(アルバムとして聴くのなら勿論それが相応しい)。注文から入手までの時間差がある。
音楽配信のこの“速さ”を体験してしまったら、CDにこだわる私ですらも もう通販に戻れないかも知れない‥‥。ウェブサイトを辿るうちに曲の情報を発見し、それを すぐさま購入し、聴きながら情報を読む。
きっかけと行動が一瞬のうちに繋がるから、「あとで買いに行こう」という、必ずしも実現するとは限らない購買機会をものにする効果が非常に高いと思う。
こうして幾つかの曲を iTMS で買ってきた私なのだが、それぞれ想定される場面のテストケースみたいになっていて興味深い。分類するとこんな感じだ。
○iTMS に満足できないで、CDでも買ってしまうアルバム
○iTMS で充分なアルバム
○iTMS でしか買えない1曲ごと
私自身は、今でもCDというパッケージ形態にこだわる人間である(いやLPも好きですがね)。更にはアルバムという作品形態、その完成度(楽曲の選択や配置)についても強いこだわりがある。究極的には音楽配信で満足できないのは判りきっている。
物として安定していたり、所有欲を満たしてくれたりするのがCDの良さだ。しかし買おうと思えば、手軽にすぐ聴ける iTMS の良さも こうして体験した。となると、欲しいアルバムそれぞについて、 iTMS にするかCDにするか迷いが生じる。
おそらく私は、値段や利便性で使い分けていくことになるのだろうと思う。そして、 iTMS とCDで二重買いしていくものが多く出ることだろう。
いや正直な話、二重買いは避けたい。いっそのこと音楽配信とCD販売とをセットにしてくれとも思うほどで‥‥(CD現物が届くまで配信データを聴いといてって感じの)。まぁそのうち使い分け方も見えてくるのかも知れないが。
迷いに迷いを重ねているなぁ、我ながら。
それとは別に、1曲ごとの購入が増えそうである。新しいアーティストを試聴する感覚でだったり、アルバム収録曲を“つまみ食い”するような感覚でだったり。 iTMS で邦楽が買えるようになれば、衝動買いが増えていきそうな気がするのだ。
たとえば音楽系ブログで推薦されてるアーティストの曲をすかさず買ってみるとか。たとえば昔聴いていたアーティストの今を知りたくて買ってみるとか。たとえば昔聴いていた曲そのものを買ってみるとか。1曲や2曲ぐらいを iTMS で買うのは、CDを探して買ってみるよりハードルが低い。
これは、今の私の音楽の聴き方が変わる部分である。アルバム単位で買って聴いていたのが、曲単位でもガンガン買って聴くようになる。このことで聴ける音楽の範囲が広がる気がする。“未知の世界”に挑戦できる気がする。
ひょっとすると、私がずっと iTMS に感じてたワクワク感って、この“未知の世界”への期待感だったのかも。
そう言えば、ワクワクしながら楽曲単位で買っていくのって、ガキの頃 シングルレコードばかり聴いていたのに戻っただけなのかも知れないなぁ。
余談。米国版 iTMS には無料配布曲(期間限定ではあるが)という“余録”もある。
これが意外と多い。1週間に1・2曲の割合だから、結構頻繁に入れ替わる。さまざまな分野の楽曲を聴く機会があり、結構面白い。もっとも今のところ私の購買には結びついてないが‥‥。
日本でサービス開始されたら、これもやるんだろうか? もし日本のレコード会社でこれをやるところが出てくれば、プロモーションとして画期的なものになる。なにせ曲を丸ごとタダで配ってしまうのだから。それも他の楽曲を売る準備が整えられた場所でだ。アーティストを売り込むには絶好の手だと思う。米国版の無料曲では食指の動かなかった私も、多少名前を知ってるような日本のアーティストだったら私も手を出してしまうかも知れない。
無料配布曲は値段が無料というだけで、きちんと FairPlay の対象ともなっているから、無制限に複製されてバラ撒かれるなんてこともない (CD-R に焼いてからなら可能だけど、それを気にするなら 初めから iTMS に楽曲提供しないもんねぇ)。だから ぜひ日本でも実現してほしい。
投稿:by 暇人#9 09:40 午後 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
早く来い来い、 iTMS! ──OS X 使いには これしか選択肢が無いんだよぉ
少し遅れて採り上げることとなったが、音楽好きブロガーの間で一気に駆けめぐった話題について。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/
20041118AT1D1704R17112004.html
「NIKKEI NET:企業 ニュース」
▲ 見出し「米アップル、日本で音楽配信・来春メドに10万曲」。
米アップルコンピュータは来年3月をメドに日本で、インターネット音楽配信サービスを開始する。邦楽を中心に国内最大級となる10万曲以上をそろえる考えで、日本のレコード各社と交渉に入る。
ちなみに日経ネットで掲載されたのは、日経本紙記事での概要部にあたる(一部は記事の最初の段落からも)。本紙記事ではもっと多くの情報が報じられている。
まず見出しからして若干違う。本紙では「アップル、日本で音楽配信」「3月メド、 10万曲」 「国内最大級」だった。開始時期にも具体的に触れている訳だ。
また、本紙記事にはこのような記述も見られる。
同社幹部がこのほど来日、エイベックス・グループ・ホールディングスやワーナーミュージック・ジャパン(東京・港)、BMGファンハウス(東京・渋谷)など主要レコード会社に新サービスの概要を説明した。今後、楽曲の販売価格や著作権管理の仕組みなどを詰める。
(中略)アップルの動きに対し、エイベックスは「条件が合えば楽曲提供を前向きに考えたい」としている。
かなり具体的な報道ぶりである。
iTunes Music Store 日本版はどのような仕様になるのかも気になる所だが、記事ではこうなっている。
アップルは日本では他社と同価格帯で楽曲を配信するもようで、著作権管理でも他社と同条件を受け入れる見通し。
玉虫色の文面。いろいろな解釈が出来そうである。
価格については、他社を見ても開きがある。アップルに期待されている 150円 程度の価格設定だって「他社と同価格帯」と言えなくもないし、逆に 300円 ぐらいだったとしても「他社と同価格帯」と言える。この記事からは事実のほどは判らない(こういう場面での判断は業界通の方にオマカセするしかないね)。
著作権管理 (DRM) についてはどうか。我々は当然 欧米版 iTMS 並みの緩さを望んでいるわけだが、少し前までだったらレコード会社の反発にあって実現不可能だったろう(と言うか、今まで日本に参入できなかったのは やっぱ この所為だよな)。最近になってようやく、CD焼きを許可する方向に動いている Mora の例が出てきて、いよいよ実現可能となる時期に来た感じだ。
さて。この価格・ DRM も含めた、日本版 iTMS 仕様の予想については『音楽配信メモ』が詳しい。
http://xtc.bz/index.php?ID=48
「音楽配信メモ
米アップル、日本で音楽配信・来春メドに10万曲」
気になるポイントとして、「曲の価格はどうなる?」 「DRM は?」「インディーへの目配せは?」「試聴音源は?」などが挙げられている。詳しいことはリンク先で読んで戴くとして、管理人・津田大介氏の予想がそのまま当たってくれれば 何の不満もないスタートということになるだろう。
余談だけど、今の iTMS の試聴音源ってどうなんだろう? サービス開始直後は、あまりの音質の悪さに 売られている音源への不安すら私は覚えたんだけど、今は改善されたのだろうか?
『ふっかつ!れしのお探しモノげっき』でも幾つかの「疑問」が提示されている。
http://blog.drecom.jp/ecolin_profile/archive/293
「今日の一発目、
米アップル、日本で音楽配信・来春メドに10万曲
-ふっかつ!れしのお探しモノげっき」
1.なぜ、邦楽メイン?洋楽はどーしたぁぁぁ??????
2.邦楽はどこまで音源を増やせるのか、廃盤関係ものもどの程度フォローしてくれるのか?
3.1曲辺りの価格は最低でも150円〜300円くらいになるのか?それとももっと値段下げてくるのか?新譜関係は多分やや高めになると思われ。
4.支払い方法はクレカになるのか、それとも?
5.ターゲットはやはり20代のライトユーザーメインになるのか?
6.どこまでレーベルを広げられるのか?インディ関係はどうなる?
いくつかは『音楽配信メモ』で論じられているものと重なる。それだけ、誰もが気にしていると言える部分だろう。
「洋楽はどーしたぁ」という点については、邦楽においてレコード会社と契約さえ結べれば自然と洋楽にも広がっていきそうな感じ(楽観的に見てても良さそう)。私としては邦楽配信が始まらないことには話にならないし、心配する前に しばし様子見か。その間は米国版を使うってことで(笑)。
それ以外──たとえば廃盤作品の配信とか、支払い方法なども気になる。CDとして流通に乗ってない音源は積極的に配信してほしいねぇ。そりゃサービス開始時からってのは無理だろうけど、おいおいカタログに加えていくということで。支払いも、日本独自のコンビニ決済なんてのも検討してほしい。コストを考えると、少し無理っぽい? じゃあ米国版のようなプリペイドカードをコンビニに置いちゃうとか。様々な選択肢を用意してほしいところ。
ところで、米国でのサービスを既に使ってしまってる人(私とか)は、アカウントの都合上、日本版サービスを受けづらくなったりして? 少なくとも、登録メールアドレス(これがアカウント名になる訳だが)は変えないとダメだろうなぁ。別アカウントで買った曲が混在するときは、ひとつの iTunes で聴けるのかしらん? まぁ一国内にいても、家族それぞれで異なるアカウントを持っていれば混在するから、その辺りは考えて作られているのかな。いざとなったらCDに焼いてリッピングし直し‥‥?
ちなみに、 iTMS で国を変えてログインしようとすると、それまでログインされてたアカウントは自動的にログアウト扱いになる模様。設計上は、複数の国で買うことも一応 想定されているということなのだろうか?
いよいよ日本でも音楽配信の競争が始まるんだなぁ。感慨深いね。
Mora がマイクロソフトの DRM (WMA) に色目を使い出しているのが気になるし、それに対し アップルが FairPlay をどう使っていくのかも非常に気になる。 iPod と iTMS で掴んだ優位をどう保っていくのか。顧客を囲い込んだままで行くのか、 FairPlay のライセンスを出して同業の仲間を増やしていくのか。‥‥本当の意味でのライバルが現われない限り、このまま行っちまうのかな。
願わくば、ソフト開発分野へは FairPlay をライセンスして欲しいんだな。そうすれば、ひょっとしたら OS 9 で iTMS を使えるようにする人が出てくるかも知れない。アップルは既に OS 9 を葬ってて見向きもしない。それなら、 OS 9 の今後はコミュニティに託してしまえば良いじゃないか。
‥‥OS 9 用のソフトを開発してる会社が今あるのかすら知らないけれど。
ここまで若干興奮ぎみで iTMS 日本版の話をしてきた訳だが、当然の事ながら今のところ未確定の情報だ。何せ、現段階ではアップルジャパンからの正式発表がない。
ウォール=ストリート=ジャーナルの取材に対しても「未定」と答えているらしい。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/19/news027.html
「ITmediaニュース:
[WSJ]日本でのiTunes Music Store提供は
『できるだけ早期に』」
▲ アップルジャパンへの確認取材。
ウォール=ストリート=ジャーナルの記事を
ITmedia が翻訳したもの。
http://blog.drecom.jp/ecolin_profile/archive/295
「今日の一発目、昨日のiTMS記事はリークらしい?
-ふっかつ!れしのお探しモノげっき」
▲ ネタ元。
まぁ、正式発表をするまでは堅く秘密にしておくのがアップルのいつものやり方だ(時々失敗して情報が漏れるけど)。近いうちに派手な発表をやるだろうから、楽しみに待つとしましょう。
最後に余談を。
米国版 iTMS から King Crimson が消えた。比較的最近のアルバムを中心に配信してた筈なのだが、先日検索したら全部なくなってた(英国版には僅かだが残っている‥‥しかし以前よりは減っているようだ)。儲からなかったのかなぁ。
その代わり、 Emerson, Lake & Palmer が加わってた。
投稿:by 暇人#9 08:26 午後 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2004.11.15
【OS X 使い】“ブラウザ難民”の足跡【限定】
OS X を使っていて、いちばん触れる機会のあるソフトって何だろう?
私の場合は文章を書くのに LightWayText (+ ATOK) を愛用しているのだけど、最近は Weblog 用の文章を保管する意味合いもあって CalendarMemo を使うことが増えた。音楽を聴くときは iTunes を使っている。いつもデスクトップに鎮座し、 OS X 標準の機能に足りないところを補強しているのが DragThing。 うちの非力な iMac Rev. D だと負荷が気になるので CPU Monitor (今はアクティビティモニタに統合)も常時表示させている。
前置きが長くなったけれど、パソコン起動時間のうち大部分 稼働しているソフトの中にはウェブブラウザもある。今回はこれの話。
ウェブブラウザ。
インターネット常時接続を導入してからは、うちでもブラウザを稼働する時間がますます増えた。こうして文章を書いている間にも、その背後でウィンドウが開いている。いろいろ調べものをしながら書いているからだ。さすがに、アナログモデム(電話音声で通信するやつね)でネットに繋いでた時には ここまでできなかった(それでもネットサーフィンで どえらい時間を費やしていたんだけど)。
長い時間 稼働させておくとなると、ウェブブラウザの選定が肝要である。軽快さ・使いやすさ・安定感などなど、贅沢を言ってたらキリが無いけれど、少しでも良いものをと思い何度も乗り換えてきた。
いま愛用してるのは Safari。 OS X 標準のウェブブラウザだ。
マイクロソフトには Internet Explorer を開発継続する気を失わせ、 Mozilla 開発者らには方向転換を余儀なくさせ、 Opera 開発陣を思いっきりスネさせた あのアップル純正ブラウザである。軽快だは、使いやすいは。一部を除けば ほぼ不満なく使える。
問題はその一部の不満なのだが──まず、長時間稼働に耐えられない。メモリをやたらと食うようになるし、動作も不安定になってくる(ただし落ちることは少ない‥‥と思う)。ぐるぐるカーソルの出る時間が長くなるのだなぁ。あれが出ると殆ど何も出来なくなるから、そんな時には再起動させた方が良かったりする。
もう一つ。これが私には致命的欠陥で、プリントアウトに不具合があるのだ。文章を印刷していると、ページとページの境で行が抜けることが多い。非常に多い。
これが困るのだ。私の場合は、 Weblog 用の資料として一通り印刷したものを手元に置いておく。これを持ち歩いたりして あちこちで読んだり、ツッコミを書き込んだりしてるわけだ。それをもとに文章を書くので、印刷した方に文のヌケがあったりすると作業が滞ってしまう(結局はパソコンの前に座って構想する羽目になる)。しかも印刷している文章は新聞サイトや個人ブログのものが多い。少し経った今では参照不能になっているものが多かったりもする。そんな貴重な文章を印刷して、後になってからヌケを発見したら‥‥おれ泣くよ。
じゃぁ、てな訳で Safari 登場前の標準ブラウザだった Internet Explorer に戻してみたらどうなのか。現在 絶賛開発中止のやつ。
久々に使ってみたら‥‥こいつ Safari 以上に酷い。表示自体に不具合が多いし、印刷でもその不具合が再現されると来た。もう改善される見込みも皆無。
何よりも、マイクロソフトの製品を使うのは嫌だしね、ボツ。
仕方ないから、 Safari 登場の前後で一時だけ使っていた Opera を試す。ウィンドウの上部に出てる広告が鬱陶しいが、無料で使うには我慢するほかあるまい。
印刷の状態は概ね良し。しかし我慢ならん欠陥もチラホラ。
まず、横幅の広いページだと、印刷時に紙をはみ出してしまう。 Opera では調節することなど考えてないのか、はみ出た部分を印刷しない! つまり文章が続いていようが、絵が置いてあろうが、容赦なく切断。その部分はパー。‥‥ダメだ こりゃ。
さらに言えば、印刷前に対象ページを指定しても それが結果に反映されない。あと不可解なページ送りがあったりして、実際の分量よりも多くページ数を費やして印刷されてしまう。
こんな印刷の実情で、有償版を買うことなど私には出来ない。もっとも日本語版を提供しているのがライブドアだから、始めから期待してなどいないんだけどね (Eudora を提供しているのも ここ‥‥ライブドアは他社のソフトを借りてきて、台無しの日本語版にしてから商売を始める傾向にある)。 OS X 日本語版が未だに出てなくて、英語版(正確には多言語版)を「パブリックベータ」とか良いながら配布中。やってられません。
思えば、私は Safari に辿り着くまでも“ウェブブラウザ難民”だった。
Internet Explorer か Netscape Navigator (Communicator) かなんてのも、既にIEの独占が決まった後にネットへ飛び込んだ私にとっても一大命題だった。 OS 9 環境になる頃には、 iCab をメインにすべしという結論を一旦たたきだしたりもしている。
ところが、その結論は OS X 環境に移行して ひっくり返る。 iCab は OS X 版だとイマイチな感じなのだな。タブの扱いで何かと不具合が多いし、日本語環境特有のバグも未だに直っていない。一時期に比べて、今は開発のペースが遅くなってもいる(プレビュー版と正規有償版とがリリースされるとの話は何年も前からあったが、未だに正規有償版の出る様子がない)。軽快なんだけどなぁ。
OS X 黎明期には OmniWeb が最有力候補だったかも知れない。しかし日本語表示に不具合があって、私は早々に使わなくなった。今は直ってるのか判らないけど。
ブラウザの競争は未だに続いているのだ(マイクロソフトの撤退が大きかったのもある)。
そんな“難民”の私が Safari へと落ち着いたのは当然だったように思える。 Jaguar の頃は、話題になった不具合がすぐに修正されていたからねぇ。──印刷面での致命的な欠陥が残ってる今は、全然改善されないようだけど。ああ‥‥。
OS X 環境の皆様方、オススメのウェブブラウザはどれですか?
私は次に Firefox を試してみることにしました、ここを参考に。
http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/000441.html
「若旦那の独り言2004 Ver.3: FireFoxへ」
信頼して印刷できるウェブブラウザが欲しい‥‥。
今のところ考えているのは、ブラウジングは Safari でやって、印刷専用として他のブラウザを使うというもの。やっぱ Safari の使いやすさは手放せないんだわ。
【追記】
で、 Firefox を使ってみた。
印刷がまともに出来ない(表示通りに印刷することすら出来ない)。
‥‥ダメか。
あ、最後に念のための断り書きを。
印刷用途でウェブブラウザを使う人は今あまりいないだろうから、使ってる人にとっては ここでの指摘を気にする必要は無いかもねぇ。ただ、開発者には気にして欲しいよ‥‥。
投稿:by 暇人#9 03:00 午前 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック
2004.10.28
やっぱ英アップルの話は無しですか ──米アップルの音楽イベント、主役は iPod とU2
米国時間の 10月26日に、カリフォルニアでの音楽イベントが予定通り行なわれた。主催はアップル。ビートルズの英アップル=コープス=リミテッドではなく、「パソコンも作っているらしい」(笑)米アップル=コンピュータの方──てなこと言わなくても判りますわね。
このイベント、確かに新型 iPod の発表と、U2の Bono と The Edge (U2には詳しくないもので、あえて英語表記させてもらいます)が招待されていることが目玉とされていた。ところが開催直前にして、このイベントへ別角度から光を当てる噂が流れていたのだ。
http://himagine9.cocolog-nifty.com/kitaguni/2004/10/thefoolonthehil.html
「試される。(ココログ mix):
アップル vs アップルの結末が発表されるって本当?
──米アップルの特別イベントにまつわる ひとつの噂」
商標侵害で訴訟となっている英米アップルの和解が発表され、ポール=マッカートニー(ビートルズの元メンバーってのは言わずもがなですわね)が米アップルの役員になるのではないか──との噂。それを発表するには格好の「音楽イベント」じゃないか、と。
で、蓋を開けてみたら、やっぱり ipod とU2が主役のイベントだった(笑)。よく考えたら、U2を全面に出したイベントにポール=マッカートニーは呼ばないわなぁ、普通。
さて、気を取り直して。
このイベントの模様は、ネットメディアが詳しく伝えている。その中から代表的なものを紹介──
http://www.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/
0410/27/news019.html
「ITmedia PCUPdate:
『動画対応は間違い』とジョブズ氏、iPodは写真対応に」
▲各話題について平均した感じの扱い。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/
0,2000047674,20075393,00.htm
「アップル、カラーLCD付きiPodを発表
--黒いケースのU2特別版も
- CNET Japan」
▲iPod に特化した記事。
http://pcweb.mycom.co.jp/articles/
2004/10/27/apple/
「【レポート】『奴らは間違った場所を掘っている!』、
U2も参加したAppleの音楽イベント (1)
『iPod Socksとご一緒に?』のiPod Photo、イベントでの反応は
(MYCOM PC WEB)」
▲写真が多く使われている。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/
20041027102.html
「Wired News
- アップル、カラー画面を備えた『iPod Photo』などを発表 -
: Hotwired」
▲Bono と The Edge の発言を読みたい人はここで。
上に挙げた記事は、それぞれ独自の方針でイベントの様子を伝えており、面白かった。私は、ここで得た情報をもとにこの文章を書いている。
まず、イベントで発表されたのはこんなところ。
○カラー画面で高い iPod Photo
○黒がカッコいい iPod U2 Special Edition
○ちょっと欲しいかも U2デジタルボックスセット
○どこが変わったのかよく解らない iTunes 新版
○新たにサービス開始した
iTunes Music Store EU版・カナダ版
このうち iPod Photo ・U2デジタルボックスセット・ iTunes Music Store に関する箇所を(リンク先の記事から)抜き出してみる。もちろんツッコミ付きで。
【iPod Photo】
※CNET の記事から
── 「iPod 部門を率いる」 Jon Rubinstein の発言
写真には音楽とよく似たところがある。どちらも皆に非常に好まれており、しかも皆がそれぞれ独自のコンテンツを大量に保有している。だから、この2つを組み合わせるのは、ごく自然なことだ
本当かいな。じゃあ、そのうち iPod にカメラも付けようよ (eyePod ってのはどう?)。ついでに携帯電話機能もつけてやれ。普通の携帯電話買うより、そっちの方が欲しいぞ。アップル製インターフェースのカメラ付き携帯電話! 呼び出し音は勿論ビートルズだ(俺もしつこいねぇ)。
‥‥冗談はともかくとしても、携帯で iTunes を使うことに関しては あながち的はずれな「冗談」でもない。こんな記事(『QuickTime、 携帯電話への搭載は当分先』)が CNET に掲載されてもいる。 Motorola との携帯‥‥じゃない、提携の話もあった訳で。今は大っぴらに言えなくても、水面下で次なる展開を企んでいる可能性は勿論ある。
※CNET 記事より
──スティーブ・ジョブズの発言
iPod に入れるビデオコンテンツなど誰も持っていないし、たとえ持っていたとしても、スクリーンが小さすぎてよく見えない
ざっと流して読んでしまうと納得しそうになるが、ちょっと待って。
ジョブズさん、あなたの会社が売ってるパソコン(「Mac」と呼ぶそうですが)は、家庭で出来る動画制作を売りにしていませんでしたか? それでビデオ編集してる人たちは「ビデオコンテンツ」を持ってますぜ。
こういった、正しいのか正しくないのか判らないような“決めつけ”で、テレビ機能内蔵の Mac が売られていないんですよね。いわく、「コンピュータを使いたいときには、自分との距離は30cmくらい。それが、テレビになると、3mは離れて使いたい。まったく種類の違う生き物だよ」と。それにも関わらず、現在売られている多くの Mac では DVD ビデオが見られる。
ふーん。
私などは、あの小さな画面で見るという点で言えば、ビデオも写真も同じじゃないかと思ってしまうのだが‥‥デジタルカメラもデジタルビデオも、録るときに参照する画面は同じくらいの大きさだし。善し悪しを別にするなら、ね。
仮に写真の話に限定しても、こんなことが当然考えられる。
※CNET 記事から
市場調査会社 Current Analysis の Matt Sargent は、 iPod Photo があれば人々はデジタル写真を持ち歩きやすくなるだろうと述べている。「問題は、平均的な米国人がそんなことをしたいと思うかどうかだ」(Sargent)
──実に的確な皮肉である(笑)。
もっとも、「平均的な米国人」が写真を持ち歩きたいのかという この疑問に関し、他の記事ではこんな一節があった。
※Hotwired の記事から
米ガートナー社の『ガートナーG2部門』のアナリスト、マイク・マグワイア氏は、iPod Photoを従来のiPodの発展型として、理にかなった製品だと評し、ポータブル・ビデオプレーヤーよりも意味があると述べた。マグワイア氏はその理由を、ユーザーが他人に見せたいと思うのは、結婚式のビデオよりは、自分の子どもやペットの犬の写真だろうと説明している。
へぇ。こんな考え方もあるか。
また、ビデオよりも写真を選択した理由として、ジョブズ iCEO はこんな説明もしている。
※アップルのプレスリリースから。
ですます調で書かれているのはそのため。
自分の写真や音楽のコレクション全部をどこにでも持って行けるというのは画期的なことです。今ではほとんどの人がデジタルカメラを持っており、増えてくるデジタル写真のライブラリを、どこでも楽しんだり、人に見せたりしたいと考えています。ビデオコンテンツとは異なり、無料で大量にある写真コレクションは著作権の問題を気にすることなく交換できます。
そうか、著作権の問題か。ビデオと写真だったら、ビデオの方が圧倒的に著作権を侵害したものが多い気がするぞ(デジタルビデオよりもデジタルカメラの方が普及してるだろうし、ビデオの本数よりも写真の枚数の方が多そう)。
──って、説得されてるんじゃないよ >俺。
【U2 デジタルボックスセット】
※Hotwired 記事から。
さらにアップル社では、11月23日に、U2の全曲を収録したデジタルボックスセットをiTunes(アイチューンズ)ミュージックストアから149ドルで発売する予定だ。この『ザ・コンプリートU2』には、U2が今までリリースしてきた16のアルバムがすべて収録されているほか、アルバム未収録曲や未発表の曲を含めた計400曲が入っている。
おおッ。
さらにプレスリリースによると、「バンドの全アルバムと 25曲 以上の貴重な未発表トラックを含む 400 以上のトラックが入って」いるという。この内容でこの価格か‥‥欲しいかもしれないぞ、俺(でも出来ることならCDで欲しいのも事実)。
こんな魅力的な商品を、ジョブズたんは より魅力的に見せるべく仰っております、このように──
※Hotwired 記事より
このボックスセットを実際にリリースしたら、CDで30枚以上に相当するだろうとジョブズCEOは述べ、「このような製品は現物販売の世界では存在し得ない。だがデジタルの時代になったおかげで、ボタン1つで買えるようになったのだ」と続けた。
──うそコケー! 16 のアルバムに 25 の未発表曲だぜ。 17〜18枚 がせいぜいだろうがよ。過大広告するんじゃない!
ところで、このU2のボックスセットについては、こんな話も囁かれている。
http://japan.cnet.com/news/media/story/
0,2000047715,20075398,00.htm
「アップルの『U2ボックスセット』は、
楽曲の価格改訂に向けた布石か
- CNET Japan」
U2パッケージの発表にあたり、Appleの幹部らは均一価格制の終焉を匂わせるような発言は口にしなかったものの、今後さまざまな試みを行っていく可能性には言及していた。
「うまく機能させるだけの段階はそろそろ終わり、次へと進んで顧客を増やしていく時期になってきたと思う」と同社のPhil Schiller(ワールドワイド・マーケティング担当シニアバイスプレジデント)は述べ、市場がここまで成熟したことで各社は音楽流通の「新しい方法」を考え始められるだろうと付け加えた。
今後、「需要に応じてアルバムごとに価格を変える」(これも同じ記事から引用)形になる可能性が出てきたのではないか──という。
まぁあたしとしては、今までより高くなるのでなけりゃ、むしろ歓迎するけどねぇ(そうとは言い切れないほど音楽業界は信用ならん訳だが)。CDの価格と比較すれば、まだまだ iTMS は高いと思うから。CDへの“アップグレード”パスが確保されている訳でもないし。
【iTunes Music Store】
※Hotwired 記事から。
ジョブズCEOは、カナダとヨーロッパでiTunesミュージックストアを新しく開設すると発表した。これによりヨーロッパではベルギー、フィンランド、ギリシア、オランダをはじめとする12ヵ国で新たに同ストアが使えるようになった。
ジョブズCEOによると、カナダでの開設はライセンス問題で遅れていたが、「ようやくすべてが片付いた」という。
──あああぁぁぁ‥‥日本は?
カナダ人が羨ましい今日この頃。
こうした優れたサービスが受けられない日本人って不幸。──というか、ここまでくると権利侵害だよな、消費者に対する。レコ協会員社各位、おのれらのことだよ!
日本上陸の目処がたっていない他にも、 iTunes Music Store には心配な要素がある。今後の、他のサービスとの競争だ。いちばん上のリンクのうち、 MYCOM PC WEB の記事の最終部を引用したい。すこし長くなるが、大事な指摘なので──
サービス間の対立力が強まうちに、「ウチのサービスでしか買えません!」というような楽曲がどんどん増えそうな気もする。
実際、最近オンライン音楽ストアの伸びの停滞を指摘する見方が増えている。Jobs氏がアピールするiTMSの活況を否定しているのではない。競争激化の影響を危惧しているのだ。
現在米国では、Windows Media AudioとWindows Media DRMを採用するサービスと製品が年末商戦に向けて続々と登場している。iTMSはiTunesとiPodの組み合わせに限られるが、Windows Media対応の製品には、異なったメーカーとの間でも互換性がある。この幅広い選択肢、そしてMicrosoftの本気の取り組みが、デジタル音楽市場にどのように影響するかを見極めようと、様子見を決め込む消費者が増えると予想している。
Appleの音楽製品がユーザーに高い満足度を提供していることに異論を唱える人はいないだろう。しかし、将来性を考えたら、消費者は「互換性」という小骨がのどにひっかかっているような気分になる。今のままでは、今ひとつスッキリしない。
「互換性」という点で言えば、置いてきぼりにされるのが Mac 使いである。そして iTMS 以外に Mac 対応を果たしている音楽配信サービスはあるのか? マイクロソフトは未だに Windows Media フォーマットの DRM (WMA 形式)を Mac に対応させていないのだ。その一点をもってしても、 iTMS の存在価値は高い。
だが、 iPod がここまで売れたのは間違いなく Windows ユーザのお陰である。そして彼らはいつでも WMA 形式へと乗り換えることができる── iPod の買い換え時期が来てしまったなら。
アップルが今後も Mac / Win 双方を視野に入れて iTMS サービスを続けていこうとしているのなら(無論それができるのはアップルだけだ)、いつまでも iTMS - FairPlay - iPod の連携を1社で独占する訳にもいくまい。 iPod を守るために、どこかに他社の参入を許し、仲間を増やす必要があるだろう。
私としては、 FairPlay のライセンス供与を始めてほしいところ‥‥ Mac で使えないような DRM がデファクトスタンダードとなる事態をアップル自身の手で引き起こすことだけは避けねばならない。
より「互換性」を得られるような展開を望みたい。
ところで最初の話にもどるけれど、英アップル、本当に米アップルと和解してるのかも知れない。──と言うのも、アップルストアが今度ロンドンに出来るらしいのだ。ロンドンと言えば英アップルの“お膝元”である。いくらなんでも、商標問題で訴訟になってるのに こんなことされちゃ、黙ってないでしょ。
もし裁判中であれば、新たな商標権侵害ということにもなるだろう。
──憶測でしかないのは相変わらずだけどね。
【参照 URL】 http://www.apple.com/jp/news/2005/oct/27ipodphoto.html
「アップル、iPod Photoを発表」
http://www.apple.com/jp/news/2005/oct/27ipodu2.html
「アップル、U2バージョンのiPodを発表」
http://www.apple.com/jp/news/2005/oct/27itunesmusicstore.html
「アップル、EU版iTunes Music Storeをスタート」
http://mactree.sannet.ne.jp/
「MacTree」
ニュースへのリンクはここが情報源。
投稿:by 暇人#9 05:58 午前 [Macintosh] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック
2004.10.26
アップル vs アップルの結末が発表されるって本当? ──米アップルの特別イベントにまつわる ひとつの噂
米時間の 10月26日 にアップル主催の特別イベントが予定されているらしい。
http://japan.cnet.com/news/media/story/
0,2000047715,20075222,00.htm
「アップル、来週特別イベントを開催へ
--iPod関連のニュースを発表か
- CNET Japan」
このイベント自体、 iPod の新型を発表するんじゃないかとか、 U2 特別モデルを発表するんじゃないか等の噂が立てられてはいるのだが、別段 iPod を使ってるわけでもない私 (iTunes なら最初に登場してからの愛用者だけどね)にとっては注目するようなものでもなかった。
ところがどっこい、英米アップルの間の訴訟について調べてたら、このイベントが面白い噂と共に語られているのを発見した。
http://nobi.cocolog-nifty.com/nobilog2/2004/10/paul_mccartney.html
「nobilog2:
『ポール・マッカートニーがアップル役員』の噂は本当か?」
引用はこちらから。
http://www.himajin.jp/mt/ei/archives/000426.html
「若旦那の独り言2004 Ver.3:
10月26日には何がくる?」

