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2005年10月24日 (月)

総ツッコミ状態の「音楽CD等の流通に関する懇談会」

http://www.jftc.go.jp/pressrelease/05.october/05102001.pdf
「音楽用CD等の流通に関する懇談会(第2回)議事録等の公表について」
(公正取引委員会・ PDF)

 ちょっと前の話になります。 『The Casuarina Tree』 経由、公取委での懇談会(第2回)の議事録と資料(同 PDF に収録されています)が公開されました。
 懇談会の内容は、還流防止措置施行後の音楽流通の確認が主でした。業界に対するツッコミがすさまじくて、これはこれで面白いんですけど、ただ先行きに資する議論とならなかったきらいがあります。実は私、第1回の時に傍聴しまして、この時よりはいくらかマシかという感じはします(議事録を読んだ限りでは)。
 議事録の読みどころは、還流防止措置を導入したにもかかわらずアジアでの市場が拡大していないこと、小売価格を基準とした比較のために措置対象とされている盤があること、そのような運用では還流防止措置の趣旨から外れかねないこと、小売業者側は再販制に甘えて価格競争が出来ないと言い張っていること──といったところでしょうか。
 おそらく懇談会自体には何も期待できないと思います。次の開催がいつになるのか判りませんが、そこでも経過報告と言い合いで終わってしまうでしょうし。それよりも、この懇談会だからこそ出てくるデータを活用し、他の場での議論に活かすことを考えた方が良さそうです。論点整理の叩き台にはなりそうなネタがいくつかありますから。

Posted by 谷分 章優 音楽と著作権 |

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