論文紹介から──
http://ootsuka.livedoor.biz/archives/50511050.html
「論文紹介 駒田泰土『著作物と作品概念との異同について』
(知的財産法政策学研究11号)」
(駒沢公園行政書士事務所日記)
http://www.juris.hokudai.ac.jp/coe/pressinfo/journal/vol_11/11_7.pdf
「著作物と作品概念との異同について・駒田泰土」
(知的財産法政策学研究/21世紀COEプログラム:
「新世代知的財産法政策学の国際拠点形成」研究プロジェクト・ PDF)
http://www.itlaw.jp/050519-re.pdf
「著作物の個数論による著作物概念の再構成(2005年 著作権情報センター)」
(インフォテック法律事務所:略歴書(山本隆司)・ PDF)
『駒沢公園行政書士事務所日記』さんで論文が紹介されていました。ネットに掲載されているもので、すぐさま読んでみたら、結構面白かったんですね。で、駒田泰土助教授による この論文『著作物と作品概念との異同について』が批判の相手としている『著作物の個数論による著作物概念の再構成』という論文(『コピライト』 2005年8月号) の方も気になりました。
ちょっと調べてみたら、どうやらそれらしい文書がネット上にありましたよ。もともと山本弁護士の論文や講演録の多くがサイトに掲載されていまして、その中の一つに それらしい PDF があったんです。「著作権情報センター 5月著作権研究会」とあったので間違いないでしょう。
私個人としては、この山本弁護士の論文もかなり面白いものでした。駒田助教授は論理性で押す印象なのに比べ、山本弁護士は“一般常識”的なアプローチを見せる感じでした。素人目には山本弁護士の論文の方に納得してしまうところがあります(もちろんそうでない部分も無いわけではありませんが)。
前に司法試験の論文試験問題を話題にしたのですけど(これも『駒沢公園〜』さんで紹介されていたものでした)、この中で、自らポーズをつけた文楽人形作家が それを撮った写真に対して共同著作権を主張できるかという観点が生じまして、上記のふたつの論文で論じられているものと大きく関わってくる部分なんですね。それだけに面白さも倍増というか。
※創作性の有無に着目すれば、文楽人形作家の著作権を否定できるのではないかと不埒なことを考えていたりします(ただそれが一般的な考え方とも思えないんだよなぁ)。
※私が注目した記事を「はてなブックマーク」にクリップしています。
一部コメントつき。
http://b.hatena.ne.jp/himagine_no9
■関連したサイト(読み切れなくて困っちゃう!)
http://www.juris.hokudai.ac.jp/coe/lecture/index.html
「WEB講義/21世紀COEプログラム:
『新世代知的財産法政策学の国際拠点形成』研究プロジェクト」
http://www.juris.hokudai.ac.jp/~ytamura/index.htm
「たむたむのおへや」
http://www1.odn.ne.jp/~aac13570/
「駒田亭文庫」
http://www.itlaw.jp/yamamoto.html
「略歴書(山本隆司)」
(インフォテック法律事務所)
先の駒田助教授の論文は「『新世代知的財産法政策学の国際拠点形成』研究プロジェクト」の活動の一環として発表されたものらしいです(『知的財産法政策学研究』という会誌に掲載)。同プロジェクトのサイト内ではさまざまな資料や論文が掲載されています。
このサイトで特に私の目を惹いたのが 「WEB 講義」です。説明書きによれば 「2004年7月20日 から 29 日まで北海道大学で行われた知的財産法の講義を録画、編集したもの」とのこと。レジュメ・講義録・ストリーミング映像が用意されています。私はとりあえずレジュメをプリントアウトしてみたのですが、これだけでもかなりの量です。
私も知財関連の勉強をいろいろしてみたいと思ってたところなので、おあつらえ向きというか、今ごろ気付いてるなよというか、金かからないから嬉しいとか、とにかく良い足がかりが見つかったと喜んでいます。ありがたや、ありがたや。
※MacOS X を御使用の方へ。上記の 「WEB 講義」で掲載されているレジュメなどの PDF は、OS標準の Preview では読むことができません(私はそうでした)。ただし Adobe Reader を使うと読めますので(私はそうでした)、「何だよ真っ白じゃないか」と諦める前に Adobe のソフトで試してみてください。
いろいろ調べていくうちに、同プロジェクトのリーダーである田村善之教授のサイトにまで辿り着いてしまいました(いやそれは別に難しいことではないのですがね)。初めて拝見しました。『たむたむのおへや』という少し引くようなタイトルでしたが(笑)。ここの「知的財産法の調べ方」がまたありがたい内容の文書で、これから学んでいく参考にさせてもらいます。
駒田泰土助教授もサイトをお持ちのようで(こちらは検索して知ったのですが)、今度ゆっくり読んでみたいと思います。
あと前述の通り、山本弁護士のサイト(自身が経営されている弁護士事務所のもの)で論文がかなり掲載されています。これもいずれ読みたいな、と。
──今さら、だとは思うのですよ。既知の方が多いのではないかとも。
しかしワクワクしてしまいましてね。“積ん読”状態になってる本が多いというのに、ここまで読みたい資料・論文がいっぱい出てくるとは。しばらくブログの更新を止めて読みふけってしまうかも知れません(笑)。
Posted by 谷分 章優 法律 | Permalink | コメント (2) | トラックバック (0)


